医院名 |
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こみ糖尿病内科 |
院長 |
小見 理恵子 |
住所 |
〒251-0024 神奈川県藤沢市鵠沼橘1-1-7 門倉ビル3 1階 |
電話番号 |
0466-53-7763 |
診療科目 |
糖尿病内科・内科 |
糖尿病は、エネルギー源であるブドウ糖(血糖)をうまく細胞に取り込めなくなるために、血液中のブドウ糖が過剰になる病気です。この状態を高血糖といい、すい臓から分泌されるインスリンの働きの低下(インスリン作用不足)に よって起こります。
すい臓のインスリンを作る細胞が破壊され、インスリンの分泌することができなくなり比較的急速に発症します。治療には、インスリンを適切に補充することが必要です。インスリン療法によって血糖値をコントロールしながら、発症前と同様の生活を送ることができます。
すい臓から十分量のインスリンを分泌できなくなったり、インスリンの効きが悪くなることで発症します。日本人の糖尿病患者の95%以上は2型糖尿病です。加齢や遺伝的背景のほか、生活習慣による影響が強く、食べ過ぎや運動不足、肥満などが要因とされています。
治療は、食事・運動療法が基本ですが、これだけでは血糖値が良くならない場合は、内服薬や注射による薬物療法を行います。
妊娠中に初めて発見されたり、発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常のことをいいます。妊娠中は、母体や胎児に影響を及ぼさないために血糖コントロールが必要です。
膵臓や肝臓、ホルモンの病気など、他の疾病に伴う二次性糖尿病などがあります。
最初は無症状で経過しますが、長期的に高血糖が続くと、全身の血管が動脈硬化を生じて、いろいろな合併症を招くようになってきます。
合併症を発症・進行させないためには、良好な血糖コントロールが重要です。
主に手足の末梢神経が障害されます。足先のしびれ、ジンジンする、感覚低下がある、など症状の出方は様々です。
また、進行すると自律神経障害(胃腸障害、発汗異常、立ちくらみ、EDなど)が現れます。
目の奥には網膜という組織があります。高血糖の状態が長い期間にわたって続くと、ここに張り巡らされた血管が損傷を受け、進行すると視力低下や眼圧上昇を引き起こします。
糖尿病網膜症は、かなり進行するまで自覚症状が無いことが多いので、定期的に眼科を受診し、眼底検査を受けることが必要です。
腎臓の機能が低下して、血液の中に老廃物がたまったり、栄養分(タンパク質)が尿にもれだします。進行すると腎不全となり、透析が必要になることもあります。腎症は、自覚症状がなかなかでないので、定期的に尿検査が必要です。
脳血管(脳梗塞・脳出血)・心血管(心筋梗塞・狭心症)・下肢動脈(閉そく性動脈硬化症)などの疾患が発症しやすくなります。
他に、歯周病も発症しやすくなります。