医院名 |
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こみ糖尿病内科 |
院長 |
小見 理恵子 |
住所 |
〒251-0024 神奈川県藤沢市鵠沼橘1-1-7 門倉ビル3 1階 |
電話番号 |
0466-53-7763 |
診療科目 |
糖尿病内科・内科 |
生活習慣(食生活・運動・飲酒・喫煙・ストレスなど)が原因と考えられる病気の総称で、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、メタボリック症候群などを診療いたします。生活習慣病の初期はほとんど自覚症状が出ませんが、放置すると動脈硬化を早めて脳梗塞や心筋梗塞など様々な合併症を引き起こしてきます。健康診断で異常を指摘されたら、早期に対応しましょう。
当院では、まずは患者様の生活習慣について詳しくお話を伺い、必要な場合は当日の採血・採尿検査をさせていただきます。また、状況によって管理栄養士による栄養指導をいたします。生活習慣の見直しを行い、必要な時にはお薬を開始いたします。
血圧が高い状態が続くと、血管を傷めて次第に血管が固くなり動脈硬化へとつながります。そして、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などを起こしやすくなってしまいます。
高血圧には、遺伝的要因や環境的要因(生活習慣)が重なって引き起こされると考えられている本態性高血圧と、他の疾患が原因で血圧が上昇する二次性高血圧があります。高血圧患者さんのうち、10人に一人程度が二次性高血圧と言われています。当院ではそのスクリーニング検査(血液検査のみ)も行っておりますので、お気軽にご相談ください。精査が必要と思われる場合には、連携病院にご紹介いたします。
一定の基準よりも、悪玉コレステロール(LDL)が高い、善玉コレステロール(HDL)が低い、中性脂肪(TG)が高い、などの状態を脂質異常症といいます。この状態が長く続くと、血管が狭くなり、動脈硬化へとつながってしまいます。
脂質異常症の主な原因には、食生活(カロリー摂取過多・動物性脂肪の摂取過多)や喫煙、飲酒、運動不足が考えられます。適切な食事療法・運動療法を行っても数値が改善しない場合や、LDLコレステロールが180mg/dl以上など家族性高コレステロール血症が強く疑われる場合には、お薬を開始いたします。
尿酸値が7mg/dlを超えた状態(高尿酸血症)が長く続くと、尿酸が血液中に溶けきれずに結晶化して関節に沈着してゆき、痛風発作の要因となります。また尿路結石や腎臓病につながることもあります。痛風発作中の治療は、非ステロイド系消炎鎮痛剤の内服です。痛風発作が治まっても、発作の再発や他の合併症を起こさないために、尿酸値を正常値に保つことが必要です。
尿酸値が上昇する原因には、アルコール摂取過多、プリン体を多く含む食事の摂取、尿からの尿酸排泄の低下、などがあります。尿酸値の改善のためには、まずは生活習慣を見直すことが大切ですが、状況によって尿酸値を下げるお薬を始めます。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリック症候群といいます。内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧の予備群でもこれらの病気を併発することで、動脈硬化が進行し脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすくなります。
■内臓脂肪の蓄積
腹囲(へそ回り) 男性85㎝以上 女性90㎝以上 でかつ、
のうち2項目があてはまれば該当します。
まずは、内臓脂肪を減らすために、生活習慣の見直しをして無理のない体重減量が大切です。